メニュー

2才までは noテレビ&ビデオ

米国小児科学会ではテレビ、映画、ビデオ、テレビゲームなどのメディアが子どもたちの健康に与える影響について研究し、「子どもたちがテレビ、ビデオ、テレビゲーム漬け」になっており、「夜泣き、言葉の遅れ、学業不振、他の子どもへの暴力、大人へのぞんざいの物言い、不健康食品の食べ過ぎ、肥満、性への異常な関心、酒、タバコ、薬物」などを引き起こしたり、またその原因となっている可能性が高いと報告し、警鐘を鳴らしています。また、「2才前の子どもにはテレビを見せないように両親に指導するのが小児科医の責務である」と述べその根拠を「2才までの子どもたちの脳の発達にとって、また周囲の人の感情を的確に認知する能力の芽生え、すなわち社会性の発達にとって、もっとも大切なのは、親や、その代わりに世話をしている人たちとのじかの言葉のやり取りである」ことがわかっているとしている。

 

もっと簡単に言えば、「脳の発達には双方向の働きかけ、刺激が絶対に必要」例えば赤ちゃんにおっぱいをやっている時、母と子の間では、乳房と肌を通してお互い感じ合い、いろんなやり取りがあります。このお互いの、双方向の働きかけが脳の発達に必須なのです。テレビ、ビデオのように一方向の情報の伝達では脳は発達しません。人がものを取ろうとする時は、「目で見た情報が視覚中枢から前頭葉に送られそれが何かを判断し運動中枢に手を動かすように指示する」しかしテレビゲームをしている人の脳では「情報は思考を司る前頭葉へ伝わらず直接運動中枢に伝えられる」。

 

まりテレビなどの一方向性のメディアに浸かっている人は前頭葉が未発達なアンバランスな脳となり、この事がもろもろの異常、障害、性格、人格を生み出しているのではと推測されています。子育て中のお母さん、くれぐれもテレビ、ビデオをベビーシッターにしないでください。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME