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1人の父親として

[2021.03.15]

私は医師であり3人の子どもの父親です。妻の実家が海に近いことから、夏になると家族で魚釣りやシュノーケリング、潮干狩りをして海で遊んでいます。子どもの頃、夏は兄と一緒に海で泳いだり冬は父がスキーに連れて行ってくれたので、私も子ども達と外遊びをするようになったのかもしれません。

子ども達と過ごす時間を大切にしていますが、私の子育てに大きく影響しているのが、群馬で出会った幼稚園の園長と園の親御さん達です。

群馬に引越しすることになり幼稚園をどこにしようかと悩んでいた時、母の友人から「30年近く前になるけど群馬に本物を見せてくれる幼稚園があってとても良かった」と話を聞き入園を決めました。その幼稚園は森をもっていて子ども達がまさに野山で思い思いに遊ぶことができました。保護者も参加して子ども達とキャンプをしたり、みんなでピザやパンを作って食べたり、ナイフを使い遊び道具を作ったりしました。その園の園長はいつも自分も楽しんでいる人で、私も子ども達と過ごす時は自分も一緒に本気で楽しもうと思うようになりました。

 

今まで幼稚園の行事といえばお母さんが参加するイメージがありましたが、運動会の父親本気リレーで久しぶりに全力で走ったり、卒園のDVD作成ではお父さん達とAKBを踊ったりしました。お父さんと子どもだけが参加するキャンプでは、他のお父さん達と一緒に食事作りやテント設営をし、子どもが寝た後は火を囲みながらお父さん達と語り合いました。自分が子どものことで悩んでいるように他のお父さん達も悩んでいる話を聞き、みんなで励まし合いとてもいい時間を過ごすことができ楽しかったです。園で出会った沢山のお父さんお母さんと仲良くなったことで、育児についてはママパパ関係なくみんなで支え合って周りの人達と子どもを育てていければいいと感じました。

 

子育ての先輩から、子どもはあっという間に大きくなるとよく言われます。子ども達との時間を大切に「子どもと共に楽しむ!」をこれからも続けていきたいです。

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