インフルエンザ
毎年、冬に季節性インフルエンザが流行します。潜伏期間は2日程度。
発熱してすぐに検査をしても陰性となり正しく結果がでない場合があるため、半日以上経過してから検査を行います。
症状
高熱、咳、鼻水、のどの痛み、頭痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感など
合併症
まれに肺炎や脳炎、脳症
治療
タミフルなどの抗ウイルス薬を服用すると、発症から48時間以内であれば症状が軽くすませることができます。
ご家庭で気をつけること
安静
ゆっくり休みましょう。
水分
水分をとらないと脱水になってしまうため水分をこまめに飲ませましょう。発熱したときの経口補水液は水分補給に適しています。
食事
お子さんが好きなもので消化によいものを食べさせましょう。
入浴
高熱があるときや元気がないときは控えましょう。元気が出てきたら汗を流すために短時間のシャワーをしても構いません。
発熱
解熱剤は病気を治す薬ではなく、体を楽にするために使います。積極的に使う必要はなく、機嫌が悪いときや元気がないときに使いましょう。
異常行動
薬の種類や服用にかかわらず、急に走り出す、幻覚などの異常行動がみられることがあります。事故を予防するために、発熱が続いている間はなるべくお子さんを1人にはしないようにしてこまめに様子をみましょう。
登園・登校
園・学校の出席停止期間があります
発熱後5日間(発熱した日を0日として)を経過し、かつ解熱した後2日(幼児3日)を経過するまでは出席停止です。インフルエンザとコロナウイルの登園許可証は療養解除届けをご家族が作成することになりました。(令和5年度11月現在)
幼児(保育園・幼稚園)
小学生以上
もう一度受診しましょう
・ 4日以上高熱が続くとき
・ ぐったりして顔色が悪いとき
・ 息苦しそうなとき
・ 異常行動がみられたとき
・ けいれんを起こしたとき → 救急車要請