子どもの食事
離乳が完了した後、乳、幼児期、学童期では、できるだけ、ご飯を主食とした和食を中心とした食事が望ましいと言われています。
食事の基本
ご飯
エネルギーのもと、日本人の身体に最も適しています。
味噌汁
味噌は大豆、具は野菜、特にだしの香りは情緒の安定に作用すると言われているので、ぜひ作っていただきたいです。
漬物
ぬか漬けのぬかにはビタミン、ミネラルが豊富なので、ぬか漬けが一番良いですが季節の野菜の即席漬けでもいいです。
お茶
水分、飲み物はできるだけ番茶、麦茶、水など
おかず
おかずにはのり、納豆、魚などを中心に取り入れてください。
主食:副食=1:1が望ましいです。また、副食の中では、野菜や海藻:豆類:動物性蛋白=3:1:1の割合で摂取する事が望ましいと言われています。
*豆類―いんげん、そら豆、小豆、大豆など
*動物性蛋白食品-魚を中心に卵や肉など
おやつ
幼児、学童にとっておやつというのは、補食です。子供の胃は小さいので、1日3回の食事では成長や運動量に見合うだけの十分な量を摂る事ができないので、おやつで補う必要があります。したがって、おやつ=お菓子ではなく、おやつ=主食だけの食事と思って作ってあげて下さい。
おすすめ
絶対一番はおにぎり!
おもち、焼いも、とうもろこし、干しいも、おやき
楽しみ程度
豆類(いり豆)、種実類(栗、甘栗、くるみなど)、ドライフルーツ(柿、ぶどう、プルーン、いちじくなど)、くだもの、おせんべい
できるだけ避けたいもの
洋菓子(クッキー、ケーキ、プリン、チョコレート)ドーナツ、菓子パン、スナック菓子、フライドポテト、乳酸飲料水、清涼飲料水、炭酸飲料水、アイスクリーム
子どもたちの毎日の食生活には楽しみも必要です。メリハリをつけて、旅行・お誕生日・クリスマスなどの特別な日にはみんなで楽しむ為の食事も良いでしょう。