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赤ちゃんのおへそ

臍(さい)出血

へその緒がとれた後、しばらく出血が続くことがあります。出血の量が増えたり、赤みがでて長びくようなら受診しましょう。

臍肉芽腫(さいにくげしゅ)

へその緒がとれた後の切れ端が、肉のかたまりになり、ぐじゅぐゅしたり出血したりします。一般的には切除したり,糸で結索したり、硝酸銀で焼灼して治療します。

この症例は肉芽が小さかったので、硝酸銀で2回治療して良くなっています。

次の症例は生後1ヵ月過ぎてから、急に臍肉芽腫が大きくなった症例です。かなり大きくてぐじゅぐじゅしています。糸で結索しました。

 

次の症例は、生後6週の女児。生まれた時から臍がじゅくじゅくして、クリニックのホームページを見て来院。

 

臍炎(さいえん)

へその緒がとれた後の傷口から細菌が入って、おへその周りが赤く腫れ、膿や血がでます。ひどくなると細菌が全身にまわることがあります。

臍(さい)ヘルニア

生後1カ月すぎた頃から、おへそが膨らんでくることがあります。おへその周りの筋肉が弱いことなどで臍脱した後も臍帯が通っていた穴がうまく閉まらず、腸がその穴を通って皮膚の下に出てきて、たこ焼きのように盛り上がります。1歳までには自然治癒するといわれていますが、伸び切った皮膚のトラブルが残ることが多いようです。当院のお勧めは、3~4か月までなら、綿球固定できれいに治ります。6か月以降まで続く例では手術が必要なことが多いようです。お子さんのおへそが気になるようでしたらご相談ください。

 

この写真の子どもはかなり大きな臍ヘルニアで保存的な治療で改善するか危ぶまれましたがしたが、3か月ほどの綿球固定できれいに治り、手術は回避されました。一般的には2週から2か月ほどで改善します。

 

 

 

次の症例は、生後1ヵ月よりおへそが膨らんできて、2ヶ月の時に来院した症例です。


受診しましょう

・出血がある

・おへそがじゅくじゅくしている

・膿がでている

・おへその周りが赤く腫れている

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