やけど
原因になりやすいもの
・ポット、やかんのお湯
・カップラーメン、味噌汁、スープ
・炊飯器や加湿器の蒸気
・てんぷらの油
・魚焼き器、オーブントースター
・熱いお風呂
・アイロン、ストーブ
・花火
・低温やけど(ゆたんぽ、カイロ、ホットカーペットの長時間使用)など
やけどを防ぐには
・熱いものは子どもの手の届かないところに置く。
・テーブルクロスを使用しない。
・ストーブに柵をつけて触れないようにし、上にはやかんや鍋をのせない。
・炊飯器、ポットは高いところに置く。
・大人が熱いものを持っている時も要注意です。
・花火やバーベキューなどで火を使う時は、バケツに水をくんで近くに置く。
やけどの重症度
Ⅰ度熱傷 :赤くヒリヒリする
Ⅱ度熱傷 :水ぶくれができている
III度熱傷:痛みがなく黒や白に変色している
熱傷面積の算定法
手掌法
子どもの指を閉じた手の大きさはほぼ体表面積の1%
5の法則
<幼児の場合>
頭20%、片腕10%、体前面 (胸・お腹)20%、体後面(背中・腰)20%、片足10%
<小児の場合>
頭15%、片腕10%、体前面 (胸・お腹)20%、体後面(背中・腰)20%、片足15%
やけどした時は
・傷の治りにも影響するので、よく冷やすことが大切!すぐに流水で20分程度冷やす
・流水をあてられない時は、アイスノンや冷たいタオルを何回もかえる。冷却シートはやけどには使えません。
・服の上から熱湯をかぶった場合は、水泡をつぶしてしてしまうことがあるので、服の上から流水をかける。
・水ぶくれができていたらつぶさない。
受診しましょう
・顔(気道のやけどの可能性)
・関節(皮膚がくっつき動かしにくくなる)
・性器のやけど
・水ぶくれができたやけど(水ぶくれがつぶれると感染をおこすことあります)
救急車を呼びましょう
・皮膚が黒や白に変色している
・全身の10%以上の広範囲のやけど
救急車が来るまでは、濡れたバスタオルにくるみ、その上からタオルケットで保温する。