メニュー

ノロウイルス胃腸炎

 

ノロウイルスによる胃腸炎は基本的にはロタウイルスと同様の症状を示します。そしてその対処法もあまり変わりません。

 

しかしノロウイルスとロタとの間で大きな違いがあります。

1)潜伏期間が1から2日と短く、感染力が非常に強く、小さな子供から大人、高齢者など、老若男女問わず誰でも感染し発症する。

2)突然の吐き気、激しい嘔吐が特徴的で、下痢、腹痛は比較的軽い。熱は38℃程度か、微熱程度。出ない人もいる。

3)”台風一過”のように突然始まり3日ほどで軽快する人が多いようです。

4)カキ、アサリなどの生食で感染することもあります。

5)胃腸炎関連性けいれん(ロタウイルス参照)は起こしますが、幸いなことの脳炎、脳症は起こしません。

 

**最近話題の新型ノロウイルスは、既存のノロウイルスに輪をかけて驚異的な感染力を持っています。また、ウイルスが爆発的な増殖力を持っていること(今まで感染しても発症しなかった人でも発症する)、新型の免疫を持っていない人が大多数のため、2015-2016にかけて新型ノロウイルスは猛威をふるうと言われています。

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME