吐いた時のケア
吐き続ける時や脱水症状が強い時は点滴や入院が必要になります。
確認すること
・吐いた回数、色、内容
・他の症状(発熱、下痢、腹痛など)
・元気はあるか
・機嫌はいいか
・何を食べた後か
・食事、水分は取れているか(ミルク・母乳の飲み)
すぐに受診しましょう
・元気がなく、ぐったりしている
・唇が乾いて、半日おしっこがでない
・血液や胆汁(緑色)を吐く
・病院から戻ってからも、吐き続けている
・授乳のたびに噴水のように吐く
・激しい腹痛、頭痛
・頭を強く打った後に吐く
ホームケア
安静
吐いたものがつまらないように横向きに寝かせておくと安心です。
食事・水分
<吐き気が強い時>
・飲物や食べ物をすぐにあげないようにしましょう。
・吐いてすっきりしても、その後すぐに食べさせてしまうと、また吐いてしまうことがあります。30分~1時間は何もあげずに様子を見ましょう。
<吐き気が落ち着いたら>
・まずは水分から始めましょう。
・水やお茶よりも経口補水液(OS-1、アクアライトORS)やスポーツドリンクがよいでしょう。またオレンジジュースなどカロリーのあるものや、塩分が大切ですのでお味噌汁でもよいでしょう。少しずつこまめに飲ませましょう。
・
・母乳・ミルクの場合は少しずつ与えて吐かなければ量を増やしていきましょう。ミルクをうすめる必要はありません。
<水分がとれるようになったら>
・食べ物を食べさせましょう。
・普段の量を何回かに分けてあげるようにしましょう。
・消化の良いもので、やわらかく調理した料理がよいでしょう。
吐いた時の対処法
・吐いたもので気道をふさがないように、顔を横向きにするか座らせてあげましょう
・吐いた後に吐物が口の中に残っていると吐き気を誘うので、濡れガーゼできれいに拭き取るか、うがいができるお子さんならうがいをさせましょう。
・吐いたものは早めに処理するようにしましょう。