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読み・書き・計算が 子どもの脳を育てる

ポジトロンCTなどで非侵襲的に脳の機能を簡単に捉えることができるようになった事より、人が音楽を聴いている時、勉強をしている時、テレビゲームをしている時、脳のどの部分が活動しているかが簡単にわかるようになりました。これらの研究によって、どのようにしたら「脳を育てる」ことができるのかがおぼろげにわかってきました。以下は川島隆太先生が書かれた「読み・書き・計算が子どもの脳を育てる」(子どもの未来社)を私なりに抜粋要約したものです。子育て、子どもの教育に対する大きなヒントがあると思いますので是非目を通してみてください。

 
読み・書き・計算が生きていくうえで必要な道具を脳の中に作る。つまり声を出して本を読み、簡単な計算を繰り返して行う事が基本となる。「寺子屋」的な学習

そしてそれを繰り返して行う事自体が、結果として前頭前野を鍛え、道具を使う能力を育てる事となる。つまり考える力、生きる力、(創造力や自主性など)を司る前頭前野を育てることとなる。
 
集団での遊びが大切
道具を使う能力、つまり「前頭前野=心を育てる」ために大切なもう一つのことは、遊びです。集団の遊びの中でこそ、子どもたちの前頭前野は発達していきます。遊びを通した集団とのコミュニュケーションが、子どもたちの脳には一番必要なのです。

ご飯をしっかり食べる
脳はブドウ糖と酸素しかエネルギーとして使うことができません。しかも脳は大量のエネルギーを必要とします。体重の2%しかない脳が体全体のエネルギーの18%を消費しています。ですからブドウ糖の基になる主食(穀物)を三食しっかり食べないと脳が活発に働くことができなくなります。
 

まだまだ色々の事が書かれていますが、詳しくは本をお読みください。

 
 

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