帯状疱疹
水ぼうそうは一度かかると、体の脊髄前核の中にウイルスが隠れており、免疫力が落ちた時に再び帯状疱疹としてでてきます。他人からうつったのではありませんが、他人にはうつります。うつされた人は、水ぼうそうになります。
帯状疱疹は、水痘ウィルスが 自らを若い人世代に伝えるシステムです。つまり老人から子どもへウィルスを伝へ、自分の種を守るのです。
症状
小さい水ぶくれが背中から胸まで肋骨に沿ってできます。顔や腰にできることもあります。子どもはあまり痛がりませんが、大人はとても痛がります。約1週間でかさぶたになり治ります。
左第2、第3胸椎の領域に出現。みずみずしい水泡が集属している。
左第3、第胸椎の領域に出現。やや黒ずんできている。
左第7、第8胸椎の領域に出現。左半身の背中から腹部にかけかなり広範囲。
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治療
痛みが強い時は塗り薬や痛み止めを処方します。場合によっては抗ウイルス薬も処方します。
ご家庭で気をつけること
発疹をひっかいて、かき潰さないように爪は短くしましょう。
登園・登校
約1週間経って、ブツブツが全部かさぶたになるまで自宅安静が必要です。