感染症情報とヒブワクチンについて
[2020.01.31]
雪がなく、少し寂しい気持ちになってきています。3月14日(土)に「山古志の火祭り」がありますが、雪が少ないと中止になりますので、せめて山には雪が降ってもらいたいと願っています。
病気のほうは、相変わらず溶連菌感染症が多く、次にインフルエンザ、感染性胃腸炎の順です。インフルエンザは09パンデミックAがほとんどですが、香港型、B型が少し見られるようになってきています。その他では暖冬のせいか、肺炎、スギ花粉症が出てきています。
**ヒブワクチンの供給停止について
昨年の暮れ、注射針に錆がみられたものがあったとの報告がありました。1月末になり、突然、ワクチンの供給ができなくなった、なおかつ在庫もないとのことで、医療現場は大混乱です。ヒブワクチンは、フランスのサノフィが製造元で、詳しい事情は分からず、いつ供給再開するか全くわからない状況です。おそらく半年はだめかと推測されます。当院では在庫は10本ほどありますが、このワクチンを、1回もヒブを受けていない人を優先に使いたいと考えています。ワクチンスケジュールが変わりますが、ご理解宜しくお願いします。