10月1日より予防接種法が改訂されます。骨子は次の2点です。 1：ロタウイルスワクチンの定期化。つまり無料で受けられるようになります。但し対象者は、8月1日以降に生まれた乳児です。 2：ワクチンの接種間隔の改定：①これまで不活化ワクチンは次の接種ができるのが1週間後でしたが、この間隔の制限がなくなりました。②生ワクチンはこれまで次の接種ができるのが27日後でしたが、新制度では、生ワクチンどうしはこれまでどうりですが、他の不活化ワクチンとの間隔の制限がなくなりました。③経口の生ワクチン（ロタワクチン）は不活化ワクチンと同様に間隔の制限はありません。但し、それぞれのワクチンの接種間隔スケジュールはこれまでどうり守らなければなりません。 　＊不活化ワクチン（肺炎球菌、ヒブ、Ｂ肝、四混、日脳、インフルエンザなど） ＊生ワクチン（麻疹風疹、水痘、おたふく、ＢＣＧ） ＊経口生ワクチン（ロタウイルス） 　例えば 　〇ヒブワクチンとＢ肝を打った3日後にインフルエンザを接種 　〇麻疹風疹ワクチンを打った2日後に4種混合ワクチンを接種 　✖水痘ワクチンを打った10日後におたふくワクチンを接種 　〇ロタワクチンを打った次の日に肺炎球菌ワクチンを接種 　　間隔の制限を撤廃しても副作用が増えない事より、改訂が行われました。上記のように接種スケジュールの自由度が増します。 当クリニックのワクチン接種スケジュールを下記に掲載しています。 　予防接種＞ワクチン接種のスケジュールについて＞当院の予防接種スケジュール例